妻の妊娠中 縁切り神社に行った男

妻が妊娠した途端、突然離婚をしたいと考え始めた男がいた。

妻に「子どもをおろして別れたい」そう言うと、断られた。

そこで男は、妻が里帰り出産のため実家に帰っている間に「縁切り神社」を訪れた。

友人がすすめする有名な神社。

ちょうど友人も縁を切りたい人がいるというので一緒にお祓いをしてもらった。

帰りに、お札を受け取りそれをリビングに飾ると良いと言われそうした。

出産を終えた妻が、そのお札を見つけて聞いてきた。

「あ、それ縁切り神社に行ってきたんだ。」

そういった後の妻のゆがんだ顔を覚えている。それ以上お互い何も言わなかった。

約二カ月後に別居をはじめ、それから約一年後に離婚が成立した。

一緒に神社へ行った友人ともそれきり。友人がその後どうなったのかも分からない。

男は無事、妻との縁を切ることができた。

でも、会えない子どもへの養育費を残り19年支払わなければならない絶望の中にいる。

男は再婚し、その妻と3人の子どもに恵まれたがお金の不安が消える日がない。

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出来事と思考の断片を言葉にしている。
実体験をもとにした物語を連載中。

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