子どもと向き合う時間の作り方|忙しい親でもできる小さな習慣

仕事・家事・育児をこなす毎日の中で、

「もっと子どもと向き合いたい」と思いながら、

気がつけば一日が終わってしまう。

 

そんな日が続くと、罪悪感だけが積み重なっていきませんか?

 

「向き合う時間」は長さだけではないと気づいてから、

少しだけ、肩の荷が下りたような気がしました。

 

寝る前に“10分絵本を読み聞かせる”ことで感じた、

「子どもの変化」の話をします。

目次

「向き合う時間」を作る前に、定義を変えた

「一緒にいる時間=向き合っている時間」?

そう思う人は多く、私もその中のひとりでした。

テレビをつけながらの食事、スマホを見ながらの返事…。

子どもが隣にいて、同じ空間で一緒の時間を過ごしているはずなのに、私の意識はどこか別のところにある。

あるとき子どもから

「スマホばかり見ないで、自分を見て!」

そう叫ばれたとき、ハッとしました。

時間をいくら積み重ねても、子どもの心には届いていない。

そう感じたとき、考えを改めました。

 

「向き合う」というのは、

この子だけを見ている瞬間があるかどうか

なのではないでしょうか。

就寝前、一冊の絵本を読み聞かせ

「絵本を1冊読み聞かせるだけでも、親子の会話の時間になります」

子育てセミナーでそう聞いたことがある。

正直、半信半疑に「たった1冊で?」と思ったけどやってみた。

 

読んでいる途中で子どもは

「この子、何してるの?」

「この子、なんでこんな顔しているの?」

と聞いてきた。

 

読み終わったあとには「もう1回」と言う。

気づけば、10分や15分があっという間に過ぎていた。

その時間、ふたりで同じものを見て、その絵本について考える。

それだけで、「今日ちゃんと向き合えた」という感覚が残った。

子どもの成長を感じた、読み聞かせの変化

「これなあに?」

「待って!この子、実はここにいる!」

子どもが元々絵本が大好きだったこともあり、読めば読むほど絵本の世界に食らいついた。

同じ絵本を毎日読み続けても、その都度新しい発見を教えてくれる。

気が付けば私も絵本の時間を楽しみにするようになった。

たった1冊を読み終わるまでに、20分ほどかかることもあった。

でも、それが嫌ではなかった。

この子はちゃんと、自分の目で見て考えていることが分かったから。

 

そしてある日、絵本を読もうとすると言われた。

「読まなくていい!聞いてて!」

そのまま、絵本を”読んで”くれた。

 

まだ文字が読むことができない子どもが、まるでその文字が読めるようだった。

ひと文字ずつ、丁寧にその意味をつなぐ子どもを見て、いつの間にか立派な読み手になったことを感じた。

毎晩1冊、続けてきた時間。

それがちゃんと積み重なっていたことを実感した瞬間だった。

「向き合う時間」を作るための、現実的な工夫

絵本以外にも、忙しい日常の中で実践しやすいことはある。

朝か夜、どちらか一方だけ決める

朝に時間がないなら夜だけ、夜は疲れ果てるなら朝だけ。
どちらか一方に「子どもと話す時間」を固定することで続けやすい。

家事を「一緒にやる時間」に変える

・洗濯物をたたむ
・野菜を洗う
・テーブルを拭く。
などから始めて、子どもを巻き込む。

そうすると、作業しながら自然と会話が生まれる。

ポイント

本人がやりたがるときにやらせておく。

そうすると、親からお手伝いをお願いしたときに割と喜んでやってくれる。

包丁とか持たせるの怖いけど、意外と上手に切ってくれる

名前を呼ぶ、目を見て返事する

「うん」と画面を見たまま返すのと、

名前を呼んで目を見て返すのでは、

子どもの受け取り方がまったく違う。

どうしても手が離せないときは「ちょっと待って」。
その後手が空いたら必ず「さっきのはどうしたの?」

向き合えない日があっていい

毎日できるとは限らない。

疲れ果てて、絵本を開く前に自分が寝てしまう日もある。

でもそれでいいと、今は思っている。

大切なのは、「また明日やろう」と思える自分でいること。

親にも、それくらいの余白を持っておくことが必要だと常々思う。

 

「完璧」に向き合い続けることよりも、

長く続けられる小さな習慣は、子どもの毎日にとっては大きな意味がある。

 

1冊の絵本でいい。

10分でいい。

その積み重ねが、言葉になって返ってくる日がある。

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この記事を書いた人

出来事と思考の断片を言葉にしている。
実体験をもとにした物語を連載中。

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