なぜ“優しい人”といるのに苦しいのか

相手は、誰もが認める「優しい人」

なのに、なぜか一緒にいると苦しい。なんで?

そんな違和感を抱いたことはありませんか?

ひどいことをされたわけじゃない。

むしろ、周りから「いい人だよね」と絶賛される人。

でも、自分にとってはなんとなく「いい人」とは離れた人。

「ナニカガチガウ」。

「私のわがまま?」

「求めすぎている?」

言葉にはできないけど、どこか気持ち悪い感覚があることがありませんか?

 

相手にも優しさはあるのに苦しいのは、“優しさが足りない”からではありません。

その苦しさは、“優しさの向きのズレによってうまれたものかもしれません。

きっと、“優しいのに苦しい”はあなたのせいではなかったと、気づけると思います。

・優しいとは何かと考えたことがある
・優しい人相手に違和感を抱いたことがある
・してくれていることに対して苦しさを感じたことがある
・「自分のわがまま」と気持ちにフタをした経験がある

目次

「与えられているのに満たされない」という矛盾

いつも穏やかで彼女の話を黙って聞く彼。

ゴミが出れば回収してゴミ箱へ捨ててくれるし、重い荷物は持とうとしてくれた。

どこかへ遊びに行くときは、いつも運転をしてくれるし、運転中にもいつも気を遣ってくれる。

欲しいものは「買ったらいい」と否定されることはなかった。

一般的に見れば「優しい」と言われる行動ばかり。

でもなぜか「ものたりなさ」を感じる。

それは、相手が与えたいものと自分が欲しいものにズレがあるからかもしれません。

 

優しくされた方は、相手が好意でやってくれていると分かっている。

だからこそ、断れないときもある。

 

必要ないものは与えられるのに、

本当に欲しいものは一度も受け取ることはない。

 

そのズレが、人間関係を終わらせることはよくあります。

モノの話だけではなく、

気持ち・言葉・タイミング・理解などが絡むと更にこじれていきます。

同じ行動でも、それらのうちどれかひとつだけの違いで苛立つことさえある。

意外と、与えている側の方がそのことに気が付きにくかったりします。

 

それが原因で、こんな喧嘩が始まることがあります。

「こんなにしてあげているのになぜわからないんだ!?」

「何もしてもらった覚えはない!」

「プレゼント」に対する認識の違い

あなたは、誰かにプレゼントを買おうと思ったとき、どう選びますか?

少し考えて、次を読んでみてください。

 

 

 

私の場合は、

・相手がほしいもの
・相手が好みそうなもの

と、相手ベースで選びます。

だから迷うし、悩む。

・これ好きそう
・もう持ってるかな
・不要かも
・ズレてる?

渡すまでが、一番怖い。

 

でも、こう言っていた人がいます。

「プレゼントって自分があげたいものをあげるだけでしょ?悩む理由がわからない。」

衝撃でした。

相手の喜ぶ姿を想像して自分も嬉しくなることも、プレゼントをあげるひとつの理由と思っていました。

そうではない価値観に触れたのは初めてだったからです。

「優しさ」の定義の違い

どうやら優しさの定義には、大きくわけて2つあるようです。

👉 自分ができることをする
👉 与えた時点で完了する

👉 相手に届いて初めて意味をもつ
👉 相手がどう感じるかで成立する

なぜすれ違うのか

優しさの定義が違う相手との関係は、遅かれ早かれズレる日が来ます。

「こんなにやっているのに…(要求が多い人だな)」という想いと、
「何も伝わらない(それ求めてないのに)」という想いが、行き違うからです。

同じ場所で同じ出来事に遭遇しているのにも関わらず、

別世界の人のように話が噛み合わなくなります。

関係を続けてもつらい理由

優しさの定義が違えば、

「何もしてくれない方がまだ気がラク」だと思うことが増えてきます。

それは、“欲しいわけではないものを与えられ続ける”からです。

 

なぜそれがつらいのか?

「私のことを見てくれていない」という感覚が、

「欲しくないものが積み重なる」ことに比例して膨れ上がるからです。

 

見てくれているようで、見ていない。

分かろうとしているようで、分かっていない。

でもそれを相手に伝える言葉が見つからず、もやもやを抱えたまま関係を続けることに疲れてしまいます。

関係が苦しくなったときに考えること

どちらが正しいとか、どちらが間違っているとかを決めなくていいと思っています。

ただ、

👉 優しさの“方向”が違うと、関係は成立しない

そのことを頭に入れておと、少し生きやすくなるかもしれません。

 

そして人は、“欲しいものと与えられるものが一致した瞬間”を、運命だと錯覚することがあります。

まとめ

優しさがあるかないかではなく、その優しさがどこに向いているか。

それが、関係の心地よさを決めます。

 

もしあなたが、

「優しい人といるはずのに、どこか苦しい」

と感じたことがあるなら、

それはあなたが間違っているわけでも、相手が冷たいわけでもないかもしれません。

 

お互いの優しさの向きはどこをさしているのか。

それを意識して見れば、次への一歩が踏み出せるかもしれませんね。

最後に質問を残します

あなたがこれまで「一緒にいてもつらい」と感じた相手は、

👉 与えることで満足する人でしたか?
👉 届くことで安心する人でしたか?

そして、あなたはどちらのタイプですか?

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

出来事と思考の断片を言葉にしている。
実体験をもとにした物語を連載中。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次